国交省より「平成26年4月の住宅着工の動向」が公表されました。
・ 4月の住宅着工戸数は、75,286戸(前年同月比3.3%減)、季節調整済年率換算値で90.6万戸(前月比1.3%増)。
・利用関係別にみると、前年同月比で貸家は増加、持家・分譲住宅は減少となった。このようなことから、住宅着工の動向については、リーマンショックを受けた大幅な下落(平成21年度)以降、緩やかな持ち直しの傾向が続く中、このところ、消費マインドの改善等もあって、堅調に推移してきたが、足下では、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動が現れている。
・今後の先行きについては、雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況、住宅ローン金利の動向等を引き続き慎重に見極める必要がある。
(持家)
前年同月比では3か月連続の減少(前年同月比16.1%減、季節調整値の前月比4.0%増)。
(貸家)
前年同月比では14か月連続の増加(前年同月比12.0%増、季節調整値の前月比2.8%増)。
(分譲住宅)
前年同月比では3か月連続の減少(前年同月比7.8%減、季節調整値の前月比5.7%減)。
(分譲マンション)
前年同月比では3か月連続の減少(前年同月比16.9%減)。
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平成26年4月の住宅着工の動向