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国土交通省:地籍調査について

まんが地籍調査

地籍調査とは(国交省メルマガより)

 地籍調査とは、一筆(土地の所有権などを公示するために人為的に分けた区画で土地は「筆」(ひつ)という単位でカウントされます。)ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量する調査です。 「地籍」とは、いわば「土地に関する戸籍」のことです。
 調査は主に市町村が昭和26年から実施していますが、平成23年度末現在、完了した地域は全国で約50%です。全国の地籍調査の実施状況は、地域間で差が大きく、特に、都市部や山村部においては地籍調査が進んでいない状況です。
現在登記所に備え付けられている図面の半数近くが明治時代の地租改正時に作成されたもの図面で、必ずしも土地の正確な面積などを反映していません。
 地籍調査が行われた地域では、境界や面積など、土地の表示に関する登記の情報が正確なものに改められます。 その情報を基に、土地の境界を現地に復元することが可能となり、土地境界をめぐる紛争を未然に防止できるばかりではなく、土地取引の円滑化や土地資産の保全を図ることができます。 逆に、地籍調査が行われていない地域は、土地の境界が不明確であるため、土地を売買する場合や土地を担保にお金を借りる際に、境界の調査に多大な時間と費用を要します。また、地震などの災害発生時には土地の境界確認から始める必要があ
り、多くの時間と手間がかかり被災地の復旧が遅れる要因にもなります。

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