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米国不動産実務研修:T様からのレポート

2013年10月21日から26日まで米国カリフォルニア州におきまして、米国不動産実務研修を開催いたしました。
今回ご参加いただきましたT様より、レポートを送信いただきましたので掲載させていただきます。

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《インターネットテクノロジーの重要性を再認識いたしました》
物件登録、広告発信、契約業務、その後の情報蓄積まで
不動産業務に対して恐ろしいほどに密接な関係を持ってきている。
今後ITが商売に対してどのような営業を与えてゆくのかを
注視していかなければ生き残ることは出来ない。

《先物専門業者は淘汰される》
日本では仲介先物専門業者(賃貸・売買でも)が多数存在するが
今後はITの進化とインフラの充実とともにお客様が情報と物件に
現在よりも更にダイレクトに接することが出来るようになる、
やはり物件元ととしてのスタンスを徹底して貫く必要がある。

《我々不動産会社の存在意義が変わってきている》
以前は物件情報を発信し、お客様を普通に案内し、普通に手続きが
出来ることが重要だった。しかし
・今後は当社でしか知りえない情報を提供できるようにすること
・物件情報では見えない部分までお客様に伝達出きる事(地域の情報等)
・何かに特化した形態を事業として備えていること
・不動産に関しては〇〇だ!と明確なブランディングが必要
 等々強みに特化し事業運営をしなければ生き残れない

《ライセンス制度について》
なかなか結果が出なくても、会社組織として全社員の宅建取得を
推進し続けなければいけない、なぜなら現行の制度が変わるリスクが
あること。また全社員保有を目指さなければいつまでたっても
アマチュア集団の中小企業で終わってしまう。
プロとしての力量を備えて初めてお客様から信頼される、不動産取引
のなかで信頼を得ることがもっとも重要であることを再認識しました。

《日本の方が進んでいる点も多数あった》
・道路の排水設備や社会インフラ
・高級レジデンスとはいえ、日本の施工技術のほうが高いと
 思える場面もあった
・多人種国家から来る現象だと思いますが、個人主義・自己責任の
 思想は理解できるが、悪い状態をそのままあえて放置しているような
 部分も見受けられる

《皆様》
・同じ仕事をして、同じ事で皆悩んでいることがわかり、そのなかでも
 皆様前向きに、ポジティブに取り組んでいらっしゃることに感動しました
 何があっても下を向いてはいけないと決意しました。 

研修に参加させていただく事ができ本当に
幸せでした。これほどまでの経験と膨大な情報、
そして同じ仕事に従事する仲間を得られたことに
感謝申し上げます。

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