2013年10月21日から26日まで米国カリフォルニア州におきまして、米国不動産実務研修を開催いたしました。
今回ご参加いただきましたS様より、レポートを送信いただきましたので掲載させていただきます。
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アメリカ研修について下記にて報告させていただきます。
【学んだこと】
日本でいうレインズにあたる、リスティングに
登録すると主要サイトに物件情報サイトに
発信するということは驚愕でした。
日本においても、今後物件元の不動産会社だけが
生き残っていくものだと感じました。
また、重要事項説明書にあたるディスクロージャーの
膨大な書類やそれにともにペーパーレスで電子で
書類を保管していくことにも驚かされました。
【感想】
日本では、アメリカの10年遅れで経済やインフラが
入ってくるとよく日本でメディアで聞かされていました。
その事実がアメリカで見て学び、まさにその通りで
あると感じました。
日本人にはない新しいものやシステムを速やかに
導入していく結果がそのスピードを生んでいるのだと
実感しました。
また、日本とは違い、築年数の経過した物件でも
ロケーションや修繕により価値を維持し、部屋を
探す人々の条件(ロケーション)も日本とは
大きく差異がありました。
【今後活かせること】
元来、日本人とアメリカ人の文化や風習が
異なり、すぐに新しいものを取り入れられない
気質が日本人にはあるかと思います。
ただし、現実にアメリカでおこる事象は
日本に数年遅れて入ってくることがあります。
賃貸仲介に身をおく、私としては、物件元に
なること、かつオーナー様の信頼を勝ち取り、
地道に管理戸数を増やすこと、この2点が
最重要だと感じました。
それにあたり、自身の不動産における知識、
教養の欠如を感じました。
今後は日本の不動産動向をもちろんのこと、
先をいくアメリカにも関心、アンテナをはり、
情報を収集していく必要があります。
それを武器にオーナー様に信頼を得て、
他社を抜きに出ていきます。
以上でございます。